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「UTAGE KAWARABAN」 Updraft EROC選手

日本のトップ達や話題のプレイヤーにインタビューしてみる企画「UTAGE KAWARABAN」Updraft EROC選手にインタビューしてみました。

utage:

 今回はGGCに出場される日本屈指の強豪CS:GOチームであるUpdraftでインゲームリーダー(IGL)を務めるEROC(えろっく)さんにインタビューをお伺いしたいと思います。EROCさん、よろしくお願いします。

EROC選手:  どうも、CS:GOのアマチュアチームで活動しているUpdraftのEROCです。よろしくお願いします。

utage:

 よろしくお願いします。それではまず、チームの自己紹介をお願いします。

EROC選手:

 UpdraftのラインナップはNorisenがAWPER、coookieがLurker、flaxがSupport、AnkerがEntry Fragger、そして僕がIGLとSupportといった構成です。そして最近ではメジャー大会のクローズド予選に出場したり、Twiuser Tounament Cup Season7などで準優勝しました。

utage:

 ありがとうございます。では最初に、チーム結成のきっかけや結成秘話がもしあれば教えてください。

EROC選手:

 結成秘話。。。私は結成時にはいなかったんですけど(苦笑)、聞いた話だと去年の12月に最初はaumlinhoとcoookieがまず2人で集まって、「強いやつを呼ぼう」みたいなことを話してて。で、NorisenとripabloさんをIgnisから、元RIG(Reign In Gaming)のAyanoxさんとかを呼んでの結成らしいです。

utage:

 なるほど。私もTwitterで結成を知ったときには即席チームの印象だったんですがそれでも素晴らしいパフォーマンスを当時から発揮していましたよね。そんなUpdraftが普段チームで行っている練習の内容はどういうものなんでしょうか?

EROC選手:

 練習は週6で行い、大学生組が2人いるので大体18時から夜の0時から1時くらいまでしています。今は夏休み期間なので昼の15、16時くらいから練習を始めています。内容は基本的にはスクリムを2試合して、反省会を1時間行い、1時間休憩するというメニューを組んでいます。

utage:

 ふむふむ。ちなみにスクリムの相手は日本チームと行っているんですか?

EROC選手:

 昼間の時間帯は基本的に日本では試合相手が釣れないので、基本的に海外のチームと試合をしています。

utage:

 となると、韓国や中国のチームと?

EROC選手:

 韓国のチームではMVP PK(東アジア最強といわれる韓国のチーム)としかやらないです。最近ではBTRG(中国)やLucid Dream(タイ)といった強豪チームとの試合をしてて差を感じていて、まだまだだなといったところです。

utage:

 Lucid DreamもIgnisをDreamhack dallasにて2-0で下すなど、東アジアのCS:GOのレベルはどんどんあがってきていますよね。では、実際にチーム活動の中にメニューとして取り入れている反省会の内容というものを教えていただきたいです。

EROC選手:

 競技マップにて事前に打ち合わせをしていて、その打ち合わせの内容に沿ったことができているかどうかを、コーチのMickeが動画を録画したのを見ながらフィードバックをもらいながら確認しています。個人の反省というよりは、チームでの動きに重点を置いて反省会を行っています。

utage:

 GGC期間中のみですが新しくチームのコーチとしてMickeさんが入ったことで、第三者の視点から問題点を見つけることができているわけですね。

EROC選手:

 そうですね、間違いないと思います。

utage:

 これもまた、Updraftの高い個人スキルがあってこそ、チームで行う動きに重きを置けるのかもしれませんね。逆に、個人で行っていることというのはありますか?例えば先ほどおっしゃられていた休憩時間中や、活動時間外でのことです。

EROC選手:

 休憩時間はご飯休憩が主で、他のメンバーは外で散歩したり、活動時間外では5ewinなどのpug、投げ者練習、Aim練習などをしているとは思うんですけど、私はやはりIGLなので基本的にはデモを見て、作戦の確認を行っています。

utage:

 さすが、IGLならではの時間の使い方ですね。そんな順風満帆そうに見えるUpdraftですが、今抱えているチームの苦悩みたいなものはありますか?

EROC選手:

 Updraft結成当初より間違いなく個人のスキルというものが落ちてしまっていることですかね。チームプレーをしているから、とかではなく単純に実力の問題なので、そこをどうカバーできるかですね。CS:GOという最終的には打ち合いの強さが勝負を分けるゲームだからこそだと思います。

utage:

 そこをGGCまでにうまく調整していきたいですよね。それでは次に、Updraftが今後チームとしてどうなっていくか、みたいな展望というものはありますか?

EROC選手:

 とりあえず、GGCはオフライン(Best4)まで行く、というのは決めてます。もちろん、優勝もできたらしたいですね。そして1年以内に日本一になりたいですね。

utage:

 ちなみに、海外CS:GOシーンへの進出は考えていますか?

EROC選手:

 はい。つい最近応募が開始されたOMEN Challenger Series 2019にもすでに登録しています。経験を積む、知名度をあげるという意味も含めて今後とも積極的に活動していきたいです。

utage:

 ありがとうございます。それではGGCについての意気込みをお願いします。

EROC選手:

 んー、仕上がりはあまりよくなくて、30~50%だとは思うんですけれども試合には勝てると思うので、先ほども述べたとおりまずはベスト4進出ですね。

utage:

 さすがの自信ですね。私もEROCさんがオフライン大会に出場したときには、スマホの裏にサイン書いてくださいね。

EROC選手:

 いやー、やばいっすねそれ(笑)。

utage:

 では最後に、ここまでインタビューを読んでくださったファンにひとことお願いします。

EROC選手:

 今日本で強いCS:GOチームといえばAbsolute、Ignisの2チームだと思います。実際にそれは私も感じていることですし、実力も人気も申し分ないと思っています。その2チームの枠に入れるようにメンバー一同頑張って練習しているので、ぜひ応援していただければなと思います!

ということで今回は、UpdraftのEROC選手にインタビューさせていただきました。ありがとうございました!


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